私は私のまま、誰にでも変われる

発売日:2008/2/29


システム

基本的なものはそろってます。

セーブは全部で50個で、俺は18個も余っちゃいましたが、

ちょこちょこセーブする人にとってはギリギリか、もしかしたらやや足りないと感じるかも。

あとは、修正パッチが公開されてて当然当てた方がいいんですが、

当てるとスキップ中に選択肢でもなんでもないところで、止まったりしてややストレス・・・

他の点では動作は起動時にやや重いような気もしましたが、それ以外は問題なし。


音楽

落ち着いた感じの曲もあれば、ちょっと恐い雰囲気の曲もあったり。

基本的に各キャラのエンディングはそのキャラのキャラソンとなってるんで、

ボーカル曲も結構多め。

お気に入りは、ともこのキャラソンでありタイトルで流れる「君色に I WANT YOU CHANGE」

初回起動時に初めて聞いたときに、即好きになりましたね。


シナリオ

簡単な紹介としては、修学旅行で京都に来た主人公が酒屋で「鬼の滴」という媚薬を手に入れ、

そこからまぁいろいろ起こっちゃう話。


・・・なんだけど、なんていうんだろうね、とにかくいろいろと混ざってます。

まぁ、「純エロ・ギャグ&謎だらけ旅行AVG」っていうジャンルからしてごちゃ混ぜっぽいと感じられますがw

パロディーとかも結構散りばめられたりしてて、ネタによってはそれ様の一枚絵があったりとかも。

仕舞いにはピアニッシモから2人ほど登場しちゃったりしてますからね。

いい意味で、アホだろwwwと言いたくなるような作品です。


そんな感じでわけ分からないまま終わるのかと思いきや、そうでもなく結構おもしろかったんですよね。

伏線の張りはそれなりにしっかりしてますし。


話はキャラによって純愛になったり、伝奇になったりと様々。

ルートによっては夜中にやってると結構恐かったりするのもありますw(体験談)

そんなんでまとまるのかという疑問もあるかもしれませんが、これがなんだかんだでまとまっちゃうからすごいですよね。


ちなみに、最後までクリアすると「種明かし」っていうのが追加されるんですが、

微妙に後味が悪いというか・・・

いや、ハッピーエンドで終わったのに、そこでその話を蒸し返すのかっていう感じがね。


あと鬼の滴という媚薬という設定を活かして、一応全キャラに快楽に溺れて終わるというエンドもあり、

実用性もそれなりにあるんじゃないのでしょうか。

属性は、巨乳、眼鏡、ロリ、ツインテ、ポニテ、教師、天然・・・等々いろいろそろってますし、

ジャンルも、純愛、陵辱気味、レズ、スカ・・・等々とやたらにいろいろ取り揃えてくてれるのでw


総評 41⁄50

プレイ時間は12時間ぐらいかな。

いろいろ混ざってますが、そんなにgdgdと長いわけでもないです。


とりあえず、上でも述べたとおりエンディングが各キャラソンなんですが、

音楽モードではshort ver.しか入っておらず、サントラの方にはそれすら入っていないという状態で、

買わせる気満々やんとか思ったり。


まぁ、とにかく変わった作品がやってみたいって人は手にとってみるのもありかなぁと。

個人的にはネタだけじゃなくて、シナリオのほうもなかなかおもしろいなぁと思えましたので。

それに、あとでこんな作品もあったんだぜーみたいなネタになったりとか、

一本でいろんなタイプの話やいろんなジャンルが楽しめるんで、

お得っちゃお得なんじゃないかなぁとねw

でも、やるなら最後まで見るべきだと思う。

途中で投げちゃうと、ただでさえ不思議なゲームが余計謎だらけになっちゃうと思うので。



最後に一言:十二単のところのともこはいくらなんでも面影無さ杉だろw


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