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車輪の国、向日葵の少女

発売日:2005/11/25


システム

セーブ数は150個+オートセーブが10個。

環境設定はテキスト、サウンド、ウィンドウの切り替えと基本的なものはそろってますが、

正直、不満点はやや多めです。

 

・まず、スキップ時に選択肢でまさかの毎回停止。

・そしてEDが飛ばせない。

・ついでにスキップ速度がやや遅く感じられる。

 

普通ならそんなまで気にならない点かも知れないのですが、

共通部分が非常に多くスキップやエフェクトカットの使用頻度が多いこの作品では結構致命的。

スキップ速度自体は別に他の作品と比べてそこまで遅いわけではないのですが、

なにぶん多い使用頻度と選択肢でのスキップ解除のせいで、だんだん遅く感じてしまうんですよね。



音楽

曲数は全62曲。うち3曲はボーカル。

やたらに曲数が多いわけですが、聞いてみると「こんな曲もあったような…」ぐらいの印象のもいくつかあったり。

それもそのはず、そもそも登場回数が少ない。

まぁ、それでもそれぞれがちゃんとその場面に合っているのは素晴らしいところですけどね。

 

お気に入りはgallantry、reason to be I、レモン、そしてOPの紅空恋歌などなど。

基本的に良曲多めでかつ曲数多いので挙げるときりが無いのでこの辺にしておきますか。



シナリオ

あらすじとしては、

初夏。

罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。

罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公・森田賢一は、

その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。

『1日が12時間しかない』『大人になれない』などといった義務を負う少女たちと学園生活を送るが、

『恋愛できない』少女・夏咲と出会ってから、賢一の歯車が狂いだす。

崖にひっそりと建てられた自分の墓、山間洞窟に隠された父親の遺産が次々と賢一を追い詰めた。

贖罪を問われた男が見た、車輪の国の真実とは……。

以上、公式サイトより。

 

 

ということで、ちょっと特殊な社会でのお話。

話の展開としては1章はプロローグの続きみたいな感じで、

2〜4章がそれぞれの少女たちの義務と向き合い深く関わっていく話、

そして最後の5章は締めということで物語のクライマックスかつ終末。

基本的には一本道シナリオです。

 

いやー、本当におもしろい。

どんどん読んでいかせるテキストと言えばいいのでしょうか、

惹きつける力が強くて飽きないんですよね。

またプレイヤーに対していい意味でだましてくれます。

まぁ俺があまり考えずにプレイしていたせいもありますけど、

終章は「そう来るか」の連続。

伏線の張り方が見事でなかなか楽しませてくれましたね。

 

ただ、惜しいのは個別エンド。

そもそも一本道で何故に個別ルートを作ろうとしたのか。

4章までは完全に一本道シナリオで来てたのに、最後に変に個別エンドなんて作るから、

あんな差分の回収みたいな感じになっちゃったと思うんですよね。

せめてもうちょっと長さを取ってくれれば良かったのですが、

エピローグ分の長さしかないのでどうしても物足りなさを感じさせてしまうのはマイナス要素。

そういう意味では、個人的にはハーレムエンドが一番まとまっていたんじゃないかとすら思えます。



総評 45⁄50

プレイ時間合計20時間弱。

内一周目が9割5分を占めてます。

 

おもしろいかどうかで言えば間違いなく面白いです。

ただ、やはり個別に関しての残念さはどうしても拭えないものがあります。

(ネタバレ?一応以下反転)

璃々子姉様なんてようやく出てきたのにあの短さはもはやいじめ。

他の3人はまだ義務解除の話でいろいろと関わってますけども、

璃々子姉様はそういうのが無いにも関わらずあの程度の扱い。

なんだか…悲しくなってきます。

どうせ個別作るなら6章+エピローグと言う形で作るとかしてくれたら良かったかなぁと。

いやそれ以前にこの構成で個別を作ること自体が厳しいと言えばそれまでなんですけども;;

 

まぁ最終的な評価としては、名作にはあと1歩届かずですが良作という枠内ではかなり上位に位置という感じかな。

正直泣き要素は他の作品と相対的に見てそこまで強くないかなと思ったりもしますが、

泣きとか関係なく普通におもしろいのでわりと万人にオススメできる作品。


最後に一言:デレ灯花最強説浮上。


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