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scarlett 〜スカーレット〜

発売日:2006/5/26


システム

セーブ数は100個。

環境設定では文字関係ではフォントまで、音声関係では個別のボイス音量までとそこそこ細かく設定できます。

なので、プレイしてて特別何かストレスを感じるようなことは無いと思います。

 

この作品ならではのシステムといえば、アンサイクロペディアですね。

こういう雑学的なものが好きな人にとってはかなり嬉しい機能じゃないかと。

かくいう自分もなかなか好きで、結構楽しく読ませてもらったり。

もうちょっと詳しく説明して欲しいなと思うのもありましたが、そこらへんは文字数の関係上しょうがなかったのかも。

モチロン、めんどくさいという人は読まなくてもなんらストーリー進行に関係はなしです。

 

あとは微妙といえば微妙なところですが、タイトルでBGMが無い代わりに、

サウンドモードで音楽を聴いて停止ボタンを押さずにタイトルに戻ると、

そのまま音楽が流れた状態でタイトル画面にいけるなんて機能もあったりします。

いや、使い道を聞かれると困りますけども;;

 

不満点としては特にありませんが、それはあくまで修正パッチを当ててからのこと。

なにやら当てないといろいろと面倒らしいので、プレイ時は忘れずに。

 

 

ちなみに、おまけモードは今作も健在でむしろ豪華版といった感じですけども、

基本的に過去の作品絡みなので、(自分を含め)過去の作品をやってない人にはやや取っ付きにくめ。

ま、まぁ、そういう人もこれを機に過去の作品に手を出そうというきっかけにはなるかも…?



音楽

サウンドモードで聴ける曲は28曲。そのうち2曲がボーカル曲です。

なんていうか、異国っぽい音楽が多め(?)です。

個人的にはPreludeが非日常への誘い+九朗のカッコ良さが現れてる感じがしてかなりお気に入り。

あとUsuallyなんかも曲名のとおり、長閑ないつもどおりの日常という雰囲気があって好きですね。



シナリオ

あらすじとしては

大野明人、彼は「非日常」を求めあてもなく旅に出た。

しかし結局求めていたものには遇えないまま旅を終えようとしていた沖縄でのこと。

ありえないはずのB-2爆撃機の目撃、そして少女しずかとの出会い。

この偶然の出会いこそが、彼が求めていた「非日常」への切符であった――

 

という感じで、主人公が2人いるというちょっと珍しいこの作品ですが、シナリオのほうは1本道。

〜章という1つの話のまとまりごとになっていて、

明人と九朗の視点が切り替わりながら進んでいきます。

話のほうは簡単に言ってしまえば、九朗カッコイイ!なお話なのですが、

それで終わっては身も蓋もないのでもう少し書きましょうか。

 

そもそもなんで主人公が2人いるのに、九朗カッコイイ!の一言で終わってしまうかというと、

どうにも明人がぱっとした活躍をしないんですよね。

何だかんだで何をするにもバックには九朗という巨大な人物が存在してて、

確かに九朗の地位的にそうなるんでしょうけども、

主人公である以上、そしてせっかく視点が切り替わるんだからもうちょい明人にも重心を置いて欲しかったかなぁ。

なんかこれだとどうしてもイニシャルがFFの某RPGが思い浮かんでしまうので。

 

とはいえ全体的に見ると、ギャグのような笑いの部分は少なめでこそあるものの、

話のテンポは良く、この先どうなるんだろうと惹き付けてくれてなかなか楽しませてくれました。

知能戦といえども、そこまで頭を使わせるような難解な話ではなく読みやすかったですし。

 

あと3章は過去の話ということで、明人のものでもなく九朗のでもない全く違った雰囲気で、

強いて言うならしずかが主人公の話なのですが、この話には見事にやられましたわ。

もうこの切ないのなんの。

スカーレットとしてはやや離れる気がしますけども、それでも俺個人としては一番好きな章ですね。

 

 

それとなんでもいいけど、4章のチャプター6には笑いました。

いくらなんでも簡潔すぎです(笑



総評 44⁄50

プレイ時間は章にも寄りますがだいたい2時間半〜3時間ということで、全部で10〜12時間程度。

 

話の方向性としては上で述べたとおり九朗がメインの知能戦。

そういう理詰めとまでは行かないかもしれませんが、ちょっと考えながら進む話が好きな人にとってはなかなか楽しいものじゃないかなぁと。

ただ、そういう固めの部分がある分、やはり萌え的な部分は少なめ。

むしろエロゲであることを忘れそうなぐらいです。

もちろん、それでも話はおもしろいので飽きるようなことはなかったのですが、

そういう部分がもう少しあっても悪くは無かったかなぁと思います。

美月と九朗の関係の話は結構ありましたけども、明人としずかが惹かれていく過程ってあまり(ほとんど?)無かった気がしますし。

 

不満点というほどのものは特に無いのですが、

出来ることならもう少しキャラを上手く使って最終章である4章を盛り上げて欲しかったかも。

伏線になりそうなところが全く伏線でなくスルーだったりしていたので、

そういうところ次第では最後にもう一つ何か起こせたんじゃないかなと。

 

あとキャラを使うという意味でもう一つ個人的な要望をいうと、(ネタバレかもしれないので反転)

アメリアを最後にちょっとでいいから出して欲しかったですね。

Hシーンのあとは一回もアメリアのカットが無いというのはちょっとヒロインにしてはかわいそうな扱いな気が。

別にHシーンをまた入れろとかそういうわけではなくて、教授と幸せに暮らしてますみたいなのでもいいので、

そういうその後のちょっとした話が見てみたかったです。

 

 

と、そんな感じで多少言いたいことや惜しいなぁと思う部分はあるにしろ、

シナリオは純粋におもしろいと感じられましたし、俺個人としては無難にオススメ出来る作品と思います。


最後に一言:アメリアルートが…欲しいです…


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